■つま先ラバー 2,000円(税込)
磨り減ってしまったシェットランドのつま先にラバーを足し、厚みを戻す修理です。
靴をおろして、さあこれからどんどん履いていこう!という時、カカトより先に磨り減りが目立ってくるのがつま先です。
カカトより目線が行きやすという事もありますが、実際に磨耗は以外と早い速度で進行していきます。
これはソールの反り返り(くせ)が付いていないためで、歩行時にピンッと張ったつま先で地面を蹴り上げる事になるからです。
それもかなり強い力で。
製造時につま先だけラバーが仕込んである靴もありますが、ほとんどの靴はそうではありません。
特にレザーソールの場合、ゴムより革の方が減りが激しいので目立ってしまうのです。
ソールに曲(くせ)がついてしなやかに曲がるようになると、つま先の磨耗は以外と緩やかになっていきます。
※スライドして別の写真をご覧いただけます。
磨り減ってしまったつま先には今回のようにラバーかレザーで厚みを戻す修理ができます。
減ってしまってから慌ててスチールを依頼される方がいますが、スチールは基本的に履き下ろす前につけてください。
もちろん新品時からつま先だけラバーをつける事もできますので、メリット・デメリット含めご相談ください。
■ブランド紹介■
SHETLAND FOX シェットランド フォックス
リーガルの最上級ラインとして位置するシェットランドフォックスは、リーガルがまだ日本製靴という社名だった頃の1982年に誕生します。
コンセプトは、「日本で世界に通用する最高級ブランド」を製造すること。
10年ほど シェットランドフォックスのネームで製造販売されていましたが、一度そのブランド名での生産は終了しています。
その後リーガルはライセンス契約を取得したジョンストン&マーフィー(以下"J&M")の製造をスタートさせていますので、こちらを最上級と扱って製造していたのかと推察しています。
もっとも、この間にオーダーでリーガルの靴を造れる旗艦店REGAL TOKYOも開店していますので、増えてきたブランド数の位置づけなどを分散させたのかもしれません。
ただ、2008年にこのJ&Mのライセンスを手放すと、翌年2009年にシェットランドフォックスを再登場させています。
現在では既出の「REGAL TOKYO」や、少しカジュアルながら造りは確かな「Shoe & Co」などもありますので、リーガル内での最高峰はどこだ?と言われるとはっきりとは言えませんが、上記のような流れからリーガルに於けるシェットランドフォックスの位置づけは上位に位置する事は確かでしょう。
どちらにせよ、質のいい靴を作り続けていることだけは確かです。
それにしても、再スタートからもう10年以上経つんですね。
■ご案内■
ROOSTでは、郵送・配送での修理も受付けています
サイト内「オーダーの方法」にあるお問合せフォームか、メールにてお問合せください。
※写真を添付して頂けるとよりスムーズに修理のご案内ができます。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、火曜日
052-783-8355
Comments