■ハーフラバー Vibram2340使用+補強パッチ
2,900円+500円(税込)
■トップリフト交換 Vibram5340使用
2,900円(税込)
Allen Edmondsのストランド。
僕も一足所有していますが、こいつがなかなか渋くてカッコイイんです。
割とオーソドックスなデザインですが、キャップの大きさやトゥのボリューム。あとパンチングの大きなんかが抜群で丁度いいんですよね。
そのくせアイレットの数が6個と多めで、その内外間の距離が近かったりと少しハズしたところも愛せる所以。
アイレットの数が多い事もあって履き口が小さくホールド感が高いし、この靴の頃まではシャンクも使ってなかったので、カカトの小さな僕でもきちんとカカトが着いてくる。まあとにかく履きやすいです。
オールデンにも見られるアメリカ靴特有の「おおらかさ」はアレンも持ってるので、細かい雑さを指摘したらキリがないのですが、それを含めて魅力的な靴です。
こちらのストランドはソールに穴が空きかけていました。
カカトの減り具合やグッドイヤーウェルト製法という観点から、オールソールも視野に入れながらお話しを進めましたが、今回はハーフラバーとトップリフトの交換という事で落着きました。
使用したのはVibramのエクスプロージョンと呼ばれるクロコ柄のハーフラバーとカカト。
頻繁に靴裏を見る方は少ないと思いますが、デザインが統一されているとなんだか落着きます(笑
エクスプロージョンはクロコ柄状のデザインから滑り止めとして大変期待できる素材です。
ハーフラバーは2mm。カカトは7mmとこのクラスの素材としては厚めなので、耐久性も申し分ありませんのでオススメの素材です。
■ブランド紹介■
Allen Edmonds (アレンエドモンズ)
1922年にアメリカ ウィスコンシン州のベルギーという小さな町で創業。「世界で一番豪華で履き心地の良い靴を」を経営理念に掲げmade in USAを体現する数少ないメーカーでした。現在は資本が入り、色々と経営改革が行われている様です。
アレンエドモンズの特徴として、
・いまだにmade in USAである。←現在はイタリア製などもあり。
・360度グッドイヤー製法。←マッケイ製法も見かけます。
・スチールシャンクを使わない。←木製シャンクを使用した靴もあり。
・歴代アメリカ大統領が愛用。
・中敷を使わない。←現行は中敷に金字箔押しのロゴ。
こんなところです。いろいろと申し上げたいことばかり・・・。
2014辺りに資本が入り企業内改革が進んだ様で、それ以降の靴はそれ以前と比べて別物の感が否めません。
古くから色々なデザインや手法を取入れたり変わった革を使用したりと、割とチャレンジングな事を繰り返していますが、パークアベニュー(ストレートチップ)やマクニール(ロングウィング)、ブラッドレイ(エプロンフロント)などなど、昔からデザインの変わらないクラシカルなものも多く存在します。
言いたい事はいろいろとあるのですが、企業を存続させる事は非常に難しいのでしょう。
とにかく、魅力の溢れる靴を造れる愛すべきシューメーカーです。
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