■トゥスチール トライアンフゴールド使用
4,500円(税込)
アレンエドモンズのStrand。
少し履いてある靴でしたが、革パッチの補強無しでスチールの装着です。
いやぁ。カッコイイですね。思わず感嘆のため息が出てきます。
アレン好きを公言している僕として、数足のアレンを所有してはいるのですが、未だ持っていないブラウン系のグレインレザー。
10年くらい前から一足欲は欲しいなと思っている、グレインレザーのブラウン。
ブラックの物は数足持っています。
恐らく型押しだとは思いますが、ブラウンになると雰囲気がずいぶんと変わってくるんですよね。
それも出来れば35年以上前の物でマイサイズとなるとそうそう見つかるものでもありません。
使用したのはゴールドに輝くトライアンフスチール。
シルバーのものと厚み、耐久力などは大差ないと思っています。
そして、このゴールド色はメッキですので、使えば擦れてシルバーになります。
それでも付けたてのゴールドは映えますね。カッコイイ。
さて、ここからは少し愚痴めいた記事になるので、興味のない方は割愛してください。
実はこの靴、少し曰くがある靴なんです。
上にも書いたようにアレン好きを公言して、特に1960年代〜1990年代初頭までのマイサイズのアレンを収集している訳なのですが、まぁ中々市場に出て来ない。
そこで、検索が上手い後輩に、「こんな靴が出てきたら教えて」とお願いして日々のほほんと暮らしているのですが、この靴はその後輩からタレコミを貰っていた靴でした。
ヤフオクでした。
ですが、若干サイズが大きかったのと、その当時ヤフオクでは違う靴を狙い追跡をしていたため少し泳がせていたのですが、気がつくとこちらの靴は落札された後。
ああ。こっちは売れちゃったか・・・と思い、目当ての靴に集中しようと心を落ち着かせました。
ところが、後日その靴を持って来店した者がいるじゃありませんか!
お客様を「者」と表現するのは如何なものかとも思いますがそれには訳があり、靴を持ってきたのは上記とはまた別の後輩くん。
「なんだよ。おまえかよ」と思わず口から出る愚痴。
彼云く、僕を「驚かそうと思って」だとか。
そりゃぁ驚きゃするけど、羨ましさと嫉妬と愚痴の方が大きいわ(笑
自分がギリギリ履けるような、この範囲の靴は本当に市場に出て来ないので、モコモコの靴下を履いて冬場に履けそうだななんて思っていたのですが、残念。
ま、靴っていう媒体はサイズが合ってはじめて機能するものなので、彼の方がジャストサイズという事もあり諦めもつくんですけどね。
それに、誰とも分からない人が持ってるより、目の届く範囲の人間が持ってる方がなんだか安心する気もします(笑
というわけで、本当に欲しいと思ったものは、多少無理があっても手にしていた方が心が落ち着くんだと言う事を学びました。
また色々狙っていきたいと思います。
■ブランド紹介■
Allen Edmonds (アレンエドモンズ)
1922年にアメリカ ウィスコンシン州のベルギーという小さな町で創業。「世界で一番豪華で履き心地の良い靴を」を経営理念に掲げmade in USAを体現する数少ないメーカーでした。現在は資本が入り、色々と経営改革が行われている様です。
アレンエドモンズの特徴として、
・いまだにmade in USAである。←現在はイタリア製などもあり。
・360度グッドイヤー製法。←マッケイ製法も見かけます。
・スチールシャンクを使わない。←木製シャンクを使用した靴もあり。
・歴代アメリカ大統領が愛用。
・中敷を使わない。←現行は中敷に金字箔押しのロゴ。
こんなところです。いろいろと申し上げたいことばかり・・・。
古くから色々なデザインや手法を取り入れて、割とチャレンジングな事を繰り返していますが、パークアベニュー(ストレートチップ)やマクニール(ロングウィング)、ブラッドレイ(エプロンフロント)などなど、昔からデザインの変わらないクラシカルなものも多く存在し、魅力の溢れるメーカーです。
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