Crockett & Jones (クロケット&ジョーンズ) つま先スチール+ハーフラバー
- shoe repair ROOST
- 2022年1月21日
- 読了時間: 3分
■つま先スチール シルバー+ハーフラバー
5,700円(税込)
クロケットのMALVERNに、つま先スチール+ハーフラバーのセットを装着です。

原材料の値段上昇が主な原因だと思いますが、ここ最近革靴の値段上昇に歯止めが効いていないというのが実情です。
クロケットも一昔前までは「本格革靴の入門編」などと言われていましたが、もはや歴とした高級靴の分類に当てはまるでしょう。
ただ、近年増えてきた3万円代の靴やふとすると5万円代の靴を手にするよりは、明らかに素材は良質なものを使用していますし、造りもしっかりしていますからある程度の信頼を持って選ぶことができます。
革靴好きからすると悩ましいところですね。

今回修理に使用したのは、つま先にはシルバービンテージ。
ハーフにVibram2340のエクスプロージョンという選択でした。
つま先+ハーフをまとめて注文された場合は、別々に注文されるより割安になっています。
修理内容それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご質問ください。
■ブランド紹介■
Crockett & Jones (クロケット&ジョーンズ)

1879年イギリスのノーザンプトンにて創業。
創業者はジェームズ・クロケット氏とその義兄弟であるチャールズ・ジョーンズ氏。
古くは多くのOEMを手掛け、黒子的な存在で同地にてチャーチに次ぐ規模へと発展しました。
1977年に現社主でもあるジョナサン・ジョーンズ氏が社長に就任。
これまで製造していたレディースラインは、流行に左右されるという理由で終了させ、メンズの自社オリジナルに注力し始めます。
当時170名もの従業員の殆どをメンズに特化させた事も功を奏し、ブランドイメージの向上に成功しています。
後に、そのジョナサンの息子であるウイリアム・ジョーンズ氏が入社したと同時にレディースのコレクションを発表しているのは面白いところ。
ただ、旧レディースラインはセメント製法のヒールパンプスなどが主流でした。現行のレディースコレクションはグッドイヤーウェルト製法を採用されているので、文句無くオススメできます。
メンズのハンドグレードラインという最上ラインの靴は、規制靴としてはトップクラスの技術が如何なく発揮されていて惚れ惚れしますし、通常ラインもしっかりと造りこまれていますのでオススメできるメーカーです。
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