■つま先ラバー
2,000円(税込)
ジョンロブのCity2。
レザーソールのつま先が減ってきましたので、ラバーにて修理しました。
つま先は新品に近いほどよく減ります。
それはソールに反り返りのクセがついていないため、蹴り出しの時につま先が地面に残りやすくなるからで、革が馴染んでくるにつれ磨耗度合いは減少していきます。
ロブやグリーン、ウェストンなど、超高級と言われる靴にはそれ相応のレザーソールが使われています。
一般的に「良いレザーソール」と言われるソールは耐久力の高いものを指す事が多いです。
それは革の密度を高める事によって可能となりますので、必然的に硬い革となります。
「高いを買ったのに、すぐにつま先が減った」と言われる方も多いですが、良いソールだからつま先が減りやすとも言えるのです。
他にもダブルソールを採用しているメーカーやモデルなんかでも、つま先の擦れは早いので注意が必要ですね。
最近人気のスチールであらかじめ磨耗を軽減する事もできますが、スチールに抵抗のある方はすり減ってからラバーかレザーを使用して厚みを補正する修理があります。
歩き方や靴を履く環境によってそれぞれ磨耗具合が変わってきますので、ご自身に合った方法でケアしてみてください。
■ブランド紹介■
John Lobb (ジョンロブ)
創業者のジョン・ロブ氏がロンドンにて修行を終え、1858年にオーストラリアで自らの名を冠した靴造りを始めたました。当地で成功を収め、英国に戻ったジョン・ロブは1866年にロンドンのリージェント・ストリートに一号店をオープン。数多くの顧客を抱える人気店となりました。
ここまではいわゆるビスポーク専門店。
1902年にはフランスのパリにも出店していましたが、1976年に閉鎖されます。
これを機に、ジョン・ロブの靴に惚れ込んでいたエルメスがブランド商標を取得し、1982年にはレディメイドのコレクションを始めました。
これが通称ジョン・ロブ・パリ。
ただ、ロンドンのジョン・ロブも同族の手に残り、こちらでビスポークの靴を造り続けています。
こちらが、通称ジョン・ロブ・ロンドンです。
ビスポークの棲み分けとして、英国内受注のビスポークをロンドンで。それ以外の国から受注のビスポークはパリで製造しているようです。
レディメイドでは、そのほとんどがフランスで製造されていた事から、日本で目にしていたジョン・ロブはほぼフランス製のものでした。
1994年、イギリスのノーザンプトンにファクトリーを設立。現在はこちらでもビスポークとレディメイドの靴を造っているとの事ですが、靴の聖地に工場を持ったのは以外と遅かったんですね。
※古い雑誌やネットの情報を集めて掲載していますが、間違いが見つかり次第こっそり修正します。
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