Lloyd Footwear (ロイドフットウェア)レザーオールソール+腰裏
- shoe repair ROOST
- 2021年10月3日
- 読了時間: 3分
■レザーオールソール イタリアンレザー使用
13,500円(税込)
■腰裏
3,900円(税込)
クロケット製のロイド。
インソールが全敷きでしたので恐らくマスターロイド。
オリジナルのソールはヒドゥンが掛けられているモデルですが、一度他所でオールソール済みということで僕の所に来店された時はオープンチャネルの状態でした。
今回もそれに習ってオープンチャネルの仕様にて。

アップ写真を撮り忘れたのですが、オールソールと一緒にライニング腰裏の補修もしています。
遠くながら上の写真でご確認ください。

ソールに使用した革はイタリア クエルチェ社製のベンズ革。
反り返りが良く、オールソール直後から足に馴染みやすいという特徴があります。
厚みも4〜4.5mmとそこそこ厚いのでとてもリーズナブルな素材と言えるでしょう。
クロケットのオリジナル刻印に近いものを装飾として使用しています。

カカトもオリジナルに模して、レザーコンビのダヴタイプ。
化粧釘も真似をしています。
■ブランド紹介■
Lloyd Footwear (ロイドフットウェア)
ロイドフットウェアは1890年創業の日本のメーカー。
この年に創業というとちょっと語弊があるのかもしれないのは、元々は1971年にオープンした英国アンティークや家具を扱うお店だったということ。
当時の社長である豊田茂雄氏曰く、「英国靴は素材も造りも素晴らしいが、日本人の足型には合わない」ということで、1976年頃から日本人に合う木型を制作。
それをイングランドの一流シューメーカーに持ち込み造らせたというのが、そもそものロイドの興りです。
その後、英国靴専門店として独立(?)したのが1890年ということ。
一貫してイングランド・ノーザンプトンにファクトリーを構えるメーカーで製造を行っていますが、時代と共にメーカーは変更があるようです。
そのメーカーを特定するためにあれこれと思索を巡らすのが楽しいですね。
コストパフォーマンスが非常に高く、且つ間違いの無い造り(Cシリーズというエントリーモデルはセメントなので、個人的には推奨しませんが)。
特に最上級モデルのマスターロイドは、英国靴ファンだったら一足は持っていたい代物。
また、日本に本格靴を広めたのはロイドだと言われ、ロイドが日本の靴業界に果たした功績は計り知れません。
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