■つま先スチール トライアンフ ゴールド 使用
4,500円(税込)
フォルメの変則型プレーントゥのつま先に、トライアンフ ゴールドスチールを装着です。
最近気になっている「日本の靴」の、気になっているブランドのひとつフォルメ。
自身の靴というと、このところアレンの古物の良品を高頻度で見つけてしまい、そちらの方に尽力してしまっていたので、少し前に思っていた「これからは日本の靴を履いてみよう」という方向性に若干の歪みが生じてしまっています(笑
今回扱ったフォルメですが、デザイナーである小島氏本人は「靴はあくまでも生活の中の道具のひとつ」と捉えているそうで、激しく同意します。
靴は履いてナンボですからね。
さらに出来ればシューキーパーを入れずに使用してほしい。靴の経年の変化を楽しんでほしいという意向を持っているようで、そんな考え方もいいですね。
フォルメのデザインはどちらかというとカジュアル。
ピシッとしたドレス靴やビジネス靴にはキーパーを入れる事を推奨しますが、ブーツやフォルメの様なカジュアル靴はキーパーを入れずにシワを楽しむのも一興かもしれません。
たまに「シワがついてしまったのですが、どうしたらいいですか?」と質問されますが、靴はあくまでも「生活の中の道具」です。シワも楽しんでください。
どうしてもシワを付けたくない様でしたら、飾っておいてください(笑。
使用したスチールはトライアンフのゴールドスチール。
ゴールドの素材として真鍮製のものも存在しますが、ROOSTでは耐久性を重視し鉄製のものになります。こちらのゴールド色もメッキ加工のものなので、履くと削れてシルバーへと変わってしまいます。
ですが、付けたてはやっぱり映えますね!
■ブランド紹介■
forme (フォルメ)
フォルメは2009年に小島明洋氏がスタートしたシューズブランド。
デザイナーである小島氏が木型やパターンを設計し、浅草を中心に熟練したクラフトマンと連携をとって製造されています。
小島氏本人も靴造りの専門学校を出て製造もできますが、浅草に古くから継承されている靴職人の技術の高さを目にした時、自身の靴職人への道はあきらめたそうです。
そんな浅草の靴職人さん達に技術を継続してもらい、日本における靴造りの文化を後世に継承してもらうための一つのツールとしてフォルメ位置付けているようです。
展開はメンズとウィメンズ。
ブランドスタートの当初はヴィンテージ靴のディテールを模したものもあったようですが、現在はクラシックな中にも現代の人を見据えたデザインを取り入れたものへとなっています。
自身のショップは無く、セレクトショップなどへの卸売が中心で、年2回の展示会で受注し生産を行っています。
名古屋近辺でも幾つか取り扱いのショップがあるので、嬉しいですね。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、第二火曜日
052-783-8355
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