JOSEPH CHEANEY & SONS (ジョセフ チーニー & サンズ)
- shoe repair ROOST
- 2020年12月4日
- 読了時間: 3分
■つま先ラバー修理
1,900円(税別)
アデレードタイプのキャップトゥ。
分類的にはセミブローグに入るかと思います。
トゥモローランドの別注ですね。
つま先をラバーで修理です。

ヒドゥン・チャネルが掛けられ、独特なラインの半カラス仕上げなので、底面から見てもドレッシーでカッコイイですね。

つま先ラバー修理は、底面から見ると修理箇所がハッキリとわかりますが、コバ面からはそれほど目立たない修理です。
特に黒色の場合は殆ど分かりません。
靴を使用している時間は、ほぼ裏面は見えませんので僕は強度の高いラバー修理をオススメする事が多いです。
革の素材感を好まれる方は、革で厚みを戻す修理もできますのでお申し付け下さい。

つま先の修理には幾つか種類がありますが、強度を表現すると
スチール>ラバー>レザー
となります。
それぞれに長所、短所がありますので、靴のつま先が気になった方は一度ご相談ください。
ちなみに、スチールは新品の状態での装着が基本になり、ラバーは新品時の補強と使用後の修理に対応。レザーは基本使用後の修理となります。

■ブランド紹介■
JOSEPH CHEANEY & SONS (ジョセフ チーニー & サンズ)
1886年創業のチーニー。
ジョセフ チーニー & サンズというブランド名ですが、ジョセフとサンズは省いてチーニーとだけ呼ぶ事が多いです。
長くチャーチのセカンドライン的な扱いでしたが、2009年にプラダグループから離れ再出発を切っています。
と、簡単に書くと上の様になるのですが、実は面白い流れでプラダから独立しています。
1886年・・・・創業
1964年・・・・チャーチの傘下に(このことから、チャーチの弟分のイメージがついてるんですね)
2000年・・・・チャーチごとプラダの傘下に
2009年・・・・プラダから独立。独立させたのはチャーチの一族
現在はチャーチの一族が運営してるチーニーですが、プラダからの独立の時にチャーチブランドではなくチーニーブランドを選んで独立させたのは面白いです。
チャーチの名前がすでにブランドとしての地位を確立しているので、チーニーを使った方が自分達のやりたい事が出来るからだと推測しています。
ヴェルトショーンウェルト製法という少し変わった製法の靴が欲しいです。
■お知らせ1
今年も残すところひと月を切り、徐々に忙しくなってきました。
オールソールのご依頼ですが今週末(12/5・6)までのお預かりで、年内納期の予定を組もうと思っています。
来週12/9(水)のお預かりから1ヶ月半の納期を頂きますので、ご了承ください。
■お知らせ2
2021年より修理料金、店内商品、掲示物等を税込表示へと変更していこうと思っています。
これに伴い、修理料金もキリの良い料金へと変更致します。
修理内容や素材によって料金が上がるものもあれば、下がるものもあります。
また、当店は1人で経営しているため、掲示物等の変更等は順次となってしまう場合がありますので、予めご了承ください。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、火曜日
052-783-8355
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