Shetland Fox (シェットランド フォックス) レザーオールソール
- shoe repair ROOST
- 2020年3月20日
- 読了時間: 3分
■レザーオールソール イタリアンオークバーク使用
14,700円(税別)
■つま先スチール LULUヴィンテージ使用(オプション)
3,000円(税別)
シェットランドのストレートチップをレザーオールソールです。
シェットランドフォックスはリーガルの最上級ラインに位置付けられています。
日本人の足型に合わせたラスト設計と、真面目な日本人が製造するという品質。
何より几帳面な日本人が主なターゲットですので、高品質な事は間違いないですよね(笑。
正直シェットランドの靴からは、イタリア靴のような色気や、英国靴のような歴史。アメリカ靴のような重厚な魅力などは感じないのですが、"日本らしい真面目さ"が漂ってきます。
良い意味でも悪い意味でも、品質至上主義国ですから(笑

使用した革はイタリア クエルチェ社のオークバーク。
ベジダブルタンニンを使用し鞣された革で、約8ヶ月〜12ヶ月という長い時間を掛けて生成された底材は、革の密度が濃く耐摩耗性に優れています。

オリジナルはヒドゥンチャネル(縫い目隠し)が施されていましたが、今回はオープンチャネルで。
ソールカラーもブラウン+ブラックに塗り分けられている半カラス仕様でしたが、オープンチャネル×半カラスはあまり相性が良くないので、全体のバランスをとりブラック(カラス)に染めています。

つま先にはオプションでLULUトゥスチールを装着。
ソールを張り替える事で歩行時の反り返りの良さもリセットされますので、つま先は磨耗しやすい状態になってしまいます。
オールソール時のつま先補強はオススメです。

カカトはやや高め。
アップで撮り忘れましたが、レザーコンビのダヴタイプ(カギ型)を使用しています。
■ブランド紹介■
リーガルの最上級ラインとして位置するシェットランドフォックスは、リーガルがまだ日本製靴という社名だった頃の1982年に、世界に通用する最高級ブランドとして誕生しました。
その後10年程シェットランドフォックス ネームで販売されていましたが、一度その生産は終了しています。
しばらくはジョンストン&マーフィーが最高級の役割を果たしていたのだと思います。
リーガルは2008年にジョンストン&マーフィーのライセンスを手放すと、翌年2009年にシェットランドフォックスを再登場させていますのでそう推察するのですが・・・。
現在では「REGAL TOKYO」や「Shoe & Co」などもありますので、リーガル内での最高峰はどこだ?と言われるとはっきりとは言えませんが、質のいい靴を作り続けていることだけは確かです。
それにしても、再スタートからもう10年経つんですね。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
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