謹製誂靴(きんせいあつらえぐつ)
- shoe repair ROOST
- 2020年2月14日
- 読了時間: 2分
◆トゥスチール トライアンフ使用◆
・3,900円(税抜)
宮城興業のエプロンフロント。
パターンオーダーで注文されたそうです。
つま先にトライアンフ・スチールの装着。

一見オールデン?!とも思ってしまいますが、日本屈指の製靴企業である宮城興業です。
ヌメ色のウェルト+コバ、ホワイトのステッチ、スペードソール、オレンジのライニングなど、パターンオーダーならではの仕様が随所に散りばめられています。

トゥにボリュームがあり、かなりカジュアル寄りの靴なので、ゴールドのトライアンフがよく似合う。それにこの色のソールもトライアンフの存在を引き立たせてますね。

「わそうりょうかと」読むのでしょうか?
直訳すると日本製の良い靴ですよね。自信の表れですが、それに見合った造りをしています。
最近、日本製の靴を注目しているボクとしては、気になるメーカーです。
■ブランド紹介■
宮城興業は山形県に本社と工場を構え、良靴を造るメーカーです。
現在山形に工場を構えていますが、創業は宮城県仙台市なので宮城興業なのですね。といっても、創業当時は宮城工業でした。
中敷には漢字4文字で「和創良靴」と刻印されています。
この言葉の通り日本で造られる、品質の良い靴ということです。
独自のカスタムメードシステムを採用し、一人一人の足にフィットする一足を製造します。
カスタムメードシステムとは、豊富な幾つかのサンプル靴の中から、客が一番フィットするラストを選び、好みのデザインの靴を作るという、既成と誂え靴との丁度中間のようなシステム。
ゲージと呼ばれるフィッテングサンプルは100通り以上の組み合わせがあるそうで、その中から合うものを選んだ上に「のせ甲」や肉付けを行い微調整をし、ベストなフィッティングを目指していきます。
製法はグッドイヤーで、お値段も誂え靴よりはるかに抑えられています。
近年、米国製や欧州製、英国製の靴の値段は軒並み上がり続けていますので、こういった国内の良靴に目を向けてみるのも良いかもしれませんね。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
愛知県名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2F
OPEN 11:00~19:00
CLOCE 月曜日、火曜日
052-783-8355
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