John Lobb (ジョン・ロブ) ハーフラバー+スチール
- shoe repair ROOST
- 2019年7月5日
- 読了時間: 2分
ジョンロブのパンチドキャップトゥはPhilip2ですね。
ソールとつま先をラバー+スチールで補強です。

なんだかんだ言って、存在感があります。
良質な革のアッパーに細かいステッチ。レザーソールにはヒドゥンチャネルが掛けられ、半カラスに塗り分けられています。
現行品は馬蹄型の様な純正のトップリフトを採用していますが、昔の普通のダブタイプの時の方が少し好みでした。


上:Before 下:After
ソールの真ん中あたりが結構盛上がっているのは、ジョンロブの特徴の一つですね。
あまり盛上がりすぎていると、力が加わる場所が一点に集中してしまうので、穴が開きやすいと先輩に聞いた事があります。ハーフラバーは効果的ですね。
半カラスに合わせ、ハーフラバーをカット。接着しています。
黒のハーフラバーなので、カラス仕様みたいになりますが、普段の一直線の付け口よりは雰囲気が出ます。
ハーフラバー2.0mm+スチール トライアンフ・・・・5,400円(税抜)
■ブランド紹介■
創業者のジョン・ロブ氏がロンドンにて修行を終え、1858年にオーストラリアで自らの名を冠した靴造りを始めたました。当地で成功を収め、英国に戻ったジョン・ロブは1866年にロンドンのリージェント・ストリートに一号店をオープン。数多くの顧客を抱える人気店となりました。
ここまではいわゆるビスポーク専門店。
1902年に出店していたパリ店が、1976年に閉鎖されたのを機に、ジョン・ロブの靴に惚れ込んでいたエルメスがブランド商標を取得し、1982年にはレディメイドのコレクションを始めました。
これが通称ジョン・ロブ・パリ。
ただ、ロンドンのジョン・ロブも同族の手に残り、こちらでビスポークの靴を造り続けています。
こちらが、通称ジョン・ロブ・ロンドンです。
ビスポークの棲み分けとして、英国内受注のビスポークをロンドンで。それ以外の国から受注のビスポークはパリで製造しているようです。
レディメイドでは、そのほとんどがフランスで製造されていた事から、日本で目にしていたジョン・ロブはほぼフランス製のものでした。
1994年、イギリスのノーザンプトンにファクトリーを設立。現在はこちらでもビスポークとレディメイドの靴を造っているとの事ですが、靴の聖地に工場を持ったのは以外と遅かったんですね。
※古い雑誌やネットの情報を集めて掲載していますが、間違いが見つかり次第こっそり修正します。
shoe repair ROOST (シューリペア ルースト)
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