Church's (チャーチ) フル装備オールソール
- shoe repair ROOST
- 2019年6月21日
- 読了時間: 2分
チャーチのヘリテージコレクション。ネーミングはSandringham(サンドリンガム)。
ヘリテージコレクションは、以前チャーチがアメリカ向けに製造していた靴に付けていたコレクション名ということで、現在は使用していないようですね。
良い革が使われています。特別とか、物凄くとかいう形容詞がつく訳では無いのですが、いい表情が付いています。


修理はレザーオールソール+ハーフラバー+トゥスチール。
リフトもラバー仕様なので、レザーオールソールのフルコースです。

せっかくなので、少しポリッシュをかけておきました。

チャーチのカカトは、同じイングランドメーカーのロブやクロケットと比べるとやや高いイメージです。

程よいコバの張り出しからウエストの絞り込みにかけてが良い感じ。
ゆったりとした指先と引き締まったウエストでのホールド感が日本人にも好まれるのでしょう。
レザーオールソール イタリアンLQレザー使用・・・・12,500円(税抜)
オールソールオプション ハーフラバー(2mm)+トゥスチール(LULU)・・・・3,200円(税抜)
■ブランド紹介■
創業は1873年のノーザンプトンで、紆余曲折ありましたが現在でも当地にて靴の製造を行っています。
英国靴らしい造形は、世界中のセレブや靴好きから支持を得ているほか、007シリーズでジェームズ・ボンドが着用していることでも有名ですね。
日本でも割と早くから展開があり人気もあることから、現在、都市部にある百貨店などでの取り扱いも多く、比較的手に入れやすいブランドと言えます。
時代を追うごとにインソールに直営店のある都市の刻印が増えていき、2013年にTOKYOが入ったことによって現在は5都市の刻印がされています。
一般的には3都市までが旧チャーチなどと呼ばれ、資本が入る前(倒産前)のものとされマニアの中では垂涎ものとされています。
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